Gartnerの「日本におけるクラウドIaaSのマジック・クアドラント」レポートがよい。

8月にでていたGartnerの「日本におけるクラウドIaaSのマジック・クアドラント」レポートがとてもよい内容だった。
日本市場特有の課題へ切り込んでいる。

企業が、導入に慎重となっている主な理由の1つには、クラウドに関するさまざまな誤解が払拭されて いないことが挙げられる。さらに、次のようなクラウド・プロバイダーからの過剰なマーケティン グ・メッセージが誤解を招いている。
クラウドの利用によってコストを削減することが可能である。
クラウドのセキュリティは絶対確実である。
すべてをクラウドに移行することができる。
正しい対応は、とにかくクラウドを使うことである。
プロバイダーのマーケティング部門がそうした宣伝的なメッセージを適切に管理しようとしていて も、広報チームや営業チームによって誤ったメッセージが発信されることもある。このようなマーケ ティング・メッセージは多くのユーザーに誤解を与え、ユーザーITの健全な発展を阻害し、さらには日 本市場におけるクラウドのビジネスを妨げる要因となっている。

https://www.gartner.com/technology/media-products/reprints/google/1-1OEUH29V-JPN.html

ほんと聞いていて耳が痛いけども「なぜなら、クラウド・サービスは、ユーザーが自分で利用 することによってビジネス・メリットを最大化できる可能性があるものだからである。」というのもあり目を背けられない話ですね。
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