T&Fコンソーシアム「Virtualization Now!」

先輩の紹介でT&Fさん主催の月次勉強会T&Fコンソーシアムにいってきました!
今月の課題は仮想化。

仮想化はVMwareを趣味でいじったことがあるぐらいでほぼ未知識でしたが欲張って参加しちゃいました。


感想として

仮想化を踏まえた上で提案していかなきゃいけないし、その上に乗るアーキテクチャも必然として仮想化に対応していかないといけない。
そんな感動というか危機感を感じました。

仮想化と統合化

仮想化といってもレイヤーが沢山ありハードウェア、ソフトウェア、サービスの仮想化などがある。SOAはサービスの仮想化。言われて見ればそのとおりなんだけど気付かなかった。
んで統合化はブレードのようなちっこいものを統合していく感じ

仮想化のいいところ

  • 本番と同じ環境使える。
  • 環境の用意が早い
  • 何台でも手軽に増やせる

本番環境しかない現場とかからそのまま持ってきてテスト環境を構築できたり、クラスタのテストが簡単にできる(これはかなりいい!)
しかし性能テスト的なことにはまだ使えないようでした。最近性能予測とかでこまってることの多い私としては仮想化で本番機のちょうど半分のスペックマシンを作って計測して性能予測とか出来たらいいなぁ

完全仮想化と擬似仮想化

完全仮想化

ハードウェアれべるからエミュレートして仮想化する
良いところ
 ほぼ全てのOSが動く
悪いところ
 性能劣化がひどい
 特にIOとGUIが重い
代表ソフト
 VirtualPCVMware

擬似仮想化

OSレベルで仮想化する
良いところ
 軽い。(性能比7〜9割)
 OSのテンプレートを用意できる(インストール一瞬)
悪いところ
 動くOSが限られる(Windowsは改良しないと無理)
代表ソフト
 XEN、openVZ

ライブマイグレーション!!

本日の目玉実演のライブマイグレーション!!仮想化されたサーバーを無停止でハードウェアをマイグレーションしちゃおうというかなりツイアーな企画

用意した環境は2つ
 LinuxXENLinux?
 WindowsVMwareXENLinux?

?から?に完全無停止でマイグレーションしちゃう。
完全無停止ってのはピンも通つづけるしSSLのセッションもそのまま引き継ぐ。本当にユーザーからは全くわからないマイグレーション

しかもコマンドラインから1行でそんなことが出来ちゃう

やばいねこりゃ

なんでマシンがかわってるのにピンが通つづけるのかとか、セッションが保たれるのか全くわからんけど凄すぎる。
実演1回目は途中の設定手順が抜けてて失敗。2回目もいいところまでいったんですが失敗と実演はおしいところになりました。

しかし成功するとピンのレスポンスがちょっと遅くなるぐらいで後は完全無停止でマイグレーションできるとのこと。これはすごいよ

今はまだ性能劣化とかがあるのでテスト機の用意ぐらいにしか使わないけど
2年後ぐらいにはデフォになりそう。そしたらスケールアウトとかめっさ簡単!こりゃ注目していかないと〜〜


てかやっぱ勉強会は刺激になるなぁ