金融系APIの公開事例

オープンAPI盛んですね。
金融制度ワーキングがFintechと金融機関の発展のためには各金融機関にAPI公開するのだーというのを提示して「銀行法等の一部を改正する法律案」が審議されてそろそろ成立します。

さて、となるとどんなAPIが使えるようになるのかまず海外の事例を探してみると、API仕様をを公開している銀行は3つあります。

Fidor Bank (独)

2009年に設立されドイツでもっとも革新的な銀行といわれるFidor銀行。
支店を持たず、すべてのサービスを60秒以内で終えることを目指すとかいろいろ先進的で面白い銀行。
APIは同社のFidor OSといった概念の基礎を支えていて実用的なものが多い。
以下のリンクで公開されている。
Fidor API Reference

CitiBank (米)

おなじみCiti。こいつはまだサンドボックスという扱い。開発者登録をするとドキュメントが読める。
一通りのAPIが用意されている。
首页 | sandbox.developerhub.citi.com

BBVA (西)

スペインのBBVA。日本語で書くとビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア銀行とかで覚えられない。
2010年ぐらいから先進技術へ先行して投資を始めていろんな会社を買収したりしている。
これも登録すればAPI仕様が見れる。
BBVA API Market

日本の事例

日本では、メガバンハッカソンのためにAPIを一時的に作成して限定公開していましたがサービスには至っておらず
APIを公開しているのはSBIと静岡銀行(ANSER)ぐらいでしょうか。しかし両者ともAPIは公開していますが、仕様については契約を締結した事業者のみに開示されており中身がどうなっているのかはわかりません。
API接続サービスの開始および株式会社マネーフォワードとの公式連携開始について|住信SBIネット銀行
Fintechと金融機関をつなぐAPI連携サービスを静岡銀行に提供開始 | NTTデータ

まとめ

とまあ後は各社の中身を読んでみればわかることなのですがまだ世界でも先進的な分野なのであまり統一感がありません。
まだ摸索中といった感じですね。今後日本ではどうなるのでしょうか。日本人は右にならえが大好きなのでこういったときは基本海外の事例がお手本にされるのですが、海外でもこれだーというお手本はありません。
仕様策定をがんばっている団体はいますが、BIANとかAPIPlayBookとかもまだ概念程度で詳細な検討は出来ておらずAPI仕様までは落ちてきていません。何で海外でもあまり進まないかって言う話はまた今度するとして、そんななかで日本ではほぼ義務となるオープンAPI。今後が楽しみですね。

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