EclipseのOracle用プラグイン「jOra」を使ってみた。

Oracle大好きなのに仕事でDB2しか触らせてもらえない僕がオラクル用エクリプスプラグインjOraをつかってみたよ!

インストール

DLはここから http://jora.luenasoft.de/
んで解凍してエックンにぶち込む。

使ってみる。

「Window」「ShowView」「jOra」から使いたいViewを開く。

  • Connections

ここから接続する。画面右上の「+」をクリックして接続情報を入れる。
接続するとDataBaseBrowserが自動的に開く(最初どれを開くかはプラグインの設定で変更できる)

    • DataBaseBrowser

各テーブル毎にカラム情報、インデックス情報、データの内容、作成スクリプトなどかなり多彩な情報が取れる。

  • DatabaseExplorer

スキーマ毎に以下情報を参照できる。

    • テーブル一覧
    • View一覧
    • プロシージャー一覧
    • シーケンス一覧
    • シノニム一覧
    • 無効Object一覧
    • ブックマーク一覧


  • DBMSOutput

まだ試してないですがDBMSOutputが取れるみたい。
DBMSOutputは自動的にOnになるのかな??あとで試す。

  • OracleParameters

その名の通りオラクル初期化パラメータが取れる。
見れる項目は「show parameter」とほぼ同じ内容。

  • Sessions

現在接続中のセッション情報が見れる。見れる情報は以下コマンドと同じ

SELECT * FROM V$SESSION WHERE SCHEMANAME = 'スキーマ名'


  • SQLHistory

V$SQLとかV$OPEN_CURSOR辺りを検索して値を出すんだろうと思うんだけどそれらしい動きをしない。。
と思ったらこのプラグインのSQLWorkSheetから実行したSQLのみのヒストリーだった。

  • SQLMonitor

SQLWorkSheetから実行したSQLモニタリングしてくれる。
実行時間等も見れる。実行時間の取得は「set timing on」と同様に0.00秒単位まで。*1

  • SQLWorkSheet

エクリプス上からSQLを発行できる。これが一番使うと思われる。
Viewの選択等には出てこないので注意。Connectionsの右上辺りに「SQL」とかかれたボタンが有るのでそれを押すと出てくる。
色づけなどもされて便利だが、整形等はしてくれない模様。
左の矢印で単純実行。右の矢印で実行計画を取得して実行してくれる。
見た目も見やすく出してくれているので便利かも。*2
ちなみに実行計画取得時はPLAN_TABLEを使用しているので適宜用意しておきましょう。

さらなる詳細

その他詳しい説明は本家サイトを見てください。(ドイツ語ですが、、)
http://jora.luenasoft.de/features.html

感想

Oracle使うPJなら入れといて損はないでしょう。
Oracleの知識がないと見れなかった or OracleEnterpriseManagerを見ないといけなかったものが気軽に見れるのはいいかもしれません。
でもまあ逆にいえばCSEとOEMあれば事足ります。OEMとくらべちゃうと機能で劣るのでEclipseでAllInOneで開発したい(させたい)という人向けですね。

おまけ(日本語化)

PJで使うことを考えて日本語化ファイル作ろうと思ったんだけどStringがplugin.propertiesに抜き出されてないのね。。
こうなると後付け国際化できないので英語で使いましょう。
まあこの程度の英語もわからないやつは・・・(ry

*1:そういえば昔ミリ秒まで計測するツールつくったな・・・意味無かったなあれ・・

*2:そういえば昔実行計画を奇麗に出力するツールつくったなぁ・・・・