X-over Development conference 2007 (Xdev2007)

Xdev行ってきました。ちなみに「エックスオーバー」ではなく「クロスオーバー」です。なのでXdevは「クロスデブ」と読む。(会場にいくまでしらんかった・・・)

いったんですが、、台風のせいでめっちゃ電車込んでるし遅れてるしで20分ほど遅刻してしまった。てかどうやら平鍋さんも遅刻したみたい。講演者の方とかスタッフの方とかご苦労様でした。

B-1【茂木健一郎×平鍋健児】変化するITやソフトウエアに、開発者はどう対応すべきか?

先に書いたようにちょっと遅刻してしまった。あの茂木さんとあの平鍋さんの対談。茂木さんが喋るたびに僕の頭の中ではプロフェッショナルの主題歌が流れてました(笑)
対談形式だったので記憶に残った発言を箇条書きで。()は名前。書いてないのはどっちか忘れたwww

・日本人の上手いところや価値観をどのように普遍化できるか。(平)
ドメインや文化が違えば異なっていてよい(平)
・問題を抱え込まずリリースする倫理観が大切。これはOSSの考えかたと類似する(茂)
・凄いエンジニアが一人いるより平均的なエンジニアが沢山いる方がすごいんだ(エリックシュミット)
・EnterpriseをXoverしていくのだから組織のあり方が変わってゆくはずだ。(平)
・ソフトウエアは組織で縛るのにそぐわない(平)
・知が利益を生み出す。(茂)
・許可を取るより実行してしまった方が早い(平)
・出会いとは計画できないけど思うことが大切。真剣に思うことでかなう。ノーベル賞をとった人はみな偶然の出会い。(平)
・ビジョンとは苦しいことを喜びに変えるもの。自分一人では全てをコントロールできないので誰かと一緒にやるのが大切。それがリリースの倫理観の考え方。(茂)

とっても濃い時間でした。

C-3 Webサービス・ビジネス×マッシュアップAPI提供企業と利用者の最新事情

リクルートメディアテクノロジーラボ 川崎さんのプレゼン。
要点 

マッシュアップしよう
WEBサービス公開の効果は、自社のメディアだけでやるのではなくマッシュアップしたサイトなどでリーチできる人が多くなること
2007年9月5日現在世界には2291のマッシュアップサイトが既にある。これからもどんどんと増えてゆく。
通信の方法も変化してきている。当初はSOAPなどが多かったが今はREST+XML over HTTPが主体。JSONなども増えてきた。今後サービスを始めるならREST+XMLoverHTTPがおすすめ。
リクルートマッシュアップにかなり力いれている。Perl限定だが、より簡単に開発できるようなライブラリなども出している。数行書くだけでマッシュアップできてしまう。
またAjaxZipというJSなども作ってる。これもマッシュアップで、ブログパーツ感覚で手軽に使える郵便番号検索。検索ボタンなどを提供しているところもあるが、ボタンを付けるとその説明を書かなくちゃいけなかったり大変になってくる。そのてんパーツで直感的に使えるので説明もいらない。(これはなかなか納得。顧客のしてんというかすごい視点だとかんじた)

FaceBookiGoogleが今Hotだ!
FaceBookとはMySpaceに続き米国2位のリーチを持つSNSサイト。今年5月にサードパーティーの開発者がプラグインのようにオリジナルアプリケーションを開発しFaceBookの利用者に提供できる用になった。
これがすごい。つまりMySpaceのデータをFaceBookで扱うことすらできちゃう。FaceBookの機能を利用した独自サービスを構築可能になり、開発したアプリをFaceBookに登録しておくことでだれでも利用可能になる。また、その友人が何のアプリを使用しているのかなどもわかるので口コミ効果も得られる。FaceBookのアプリが充実していくことでFaceBook自体の価値も向上していく。
利用方法も様々で、FaceBookの上で他のアプリを動かすこともできるし、他のシステム上でFaceBookを動かすこともできる。つまり「ソーシャルOS」「WEBOS」といわれるような存在になってる。

利用者にとって
 利点 便利に使える。ニッチなニーズにも応えてもらえる。
 欠点 サービスレベルが保証されない。フィッシング対策が弱い(日本ではここらへんが倫理的に難しそうだと感じた)
開発者にとって
 利点 個人では利用できなかったデータを使用できる。
 欠点 APIのサービスの品質が保証されない。競合アプリの出現(アイディア勝負なのですぐ真似されてしまう)
API提供企業にとって
 利点 自社だけではリーチできない利用者にリーチできる。先に展開できる。
 欠点 自社でリスクコントロールできない可能性。基幹システムなどの負荷になる可能性。

WEB2.0時代のエンタープライズ開発 まつもとゆきひろ

この為に申し込んだといっても過言ではない!!!!前から2列目に陣取りかなりwktkして聞いてきた。

WEB2.0CGMといえる。代表はYouTube,Google,Blogなど、YouTubeは独自コンテンツを持たず顧客に動画をアップしてもらいそれに対する視聴するIFとIndexを提供する。ユーザーが作っていくもの。
エンタープライズの定義で一番しっくりくるのは、値段に「00」をつけるってこと(スチュアート??さんが言っていた)
Less is More (37singles)のコンセプト

  • 全てのユーザーは満足しない。
  • そもそも無理
  • 共通機能を便利にすることに集中するべき

生産性をあげるアプローチ
 ?FW等過去の資産を流用する。
 ?簡素な記述でかけること(スピード)
生産性の敵となるもの
 ?移動するターゲット。 →これに対応するには「作り直して」と言われても「おk」と答えられるようなやり方が必要
 ?変化する要望     →完璧なものを作ってはだめ。

→早く、安く、充分なものを提供できればいい。LAMPなどが注目されている

なぜLAMPであることが大事なのか、 (ここからRubyの話)
プログラム言語とはつまり人とプログラムのインターフェースである。インターフェースは思考を拡張する。そして開発のスタイルを決めるのは言語である。
なぜRubyが注目されているのか、そもそもRubyはテキスト処理とネットワーク処理に長けていた。そこに近代プログラムのニーズが近寄ってきた。とってもラッキーとおっしゃっていた。
まつもとさんとしてはそんなことよりRubyの刹那的な生産性、ノリ、気分(この3つをZoneと呼んでいる)のが重要なんじゃない?と相変わらずいい雰囲気。

Rubyは使えるのか?

エンタープライズとは「認知度」「投資」「コミットメント」のことだ
大企業の推薦するものはエンタープライズといってよい!(これは会場も盛り上がってた)
SUNがJRuby出したりMSがIronRuby出したり24-365サポートでたりエンタープライズと言っていい状況になってきた。
twitterが最大瞬間風速 11,000/秒 のアクセスで動いている。こんな実績もでてきたのでなんとかいけそうである。

まとめ

完璧から充分へ その為にはスピードが大切
今回はマシン落ちなかった。
そのかわりプレゼン中に前田さんからスカイプかかってくるというアクシデントw

業務アプリケーションが3日で動く日〜ビジネスオープンソースがSIを変える〜 漆原 茂

漆原さんの講演は何度か聞いたことあるのですが今回はちょっと違う感じで面白かったです。

今のSIはとにかくお金がかかりすぎている。
SIビジネスで事業拡大しようとしたら、より大型案件をとるか、丸投げするしかない。そしてなにより問題なのが、お客様の満足を最大にしようとすると自社は儲からない。また案件ごとにゼロスタート。社内に何も残らない。
現在はレバレッジ(てこ)が効かなくなってしまっている。それは正確なシステムを作ってきたから。世界で一つの国に5000社もSI企業があるのなんて日本だけ。

もうこういうSIはやめませんか?

今後は以下のような姿を目指したい。

  • 仕様書ではなく、動くシステムで合意してもらう。
  • スモールスタートで役立つ度合いによって課金。
  • ベンダーロックしない(ソースコードが担保されている)

それには

  • OSS業務アプリケーションを集めて使う。
  • ニーズに合わせて成長していく
  • 人月ではなくサービス提供モデル

業務アプリも作るのではなくOSSアプリを集めて使うだけでできてしまう時代になってきたといいうのはかなりショッキングでした。
その裏にはCOSというオープンソースでビジネスが成功する解の一つがあるので成り立つというのもかなり納得。
この新しいSIをやっていくには自社優先では無理で外への貢献が必要。コミュニティーと「Give & Take」にならなければならない。GiveしなければTakeできない。
適用できる顧客層は中規模がメインとなる。大企業ではこれは無理だと断言されていたorz (つまりうちの会社とかでは絶対むりなんだろうな、、、少なくとも今の部門では)

注意点
OSSのライセンスは注意しないといけない。GNUver3(?)のソフトを使用するとそのソフトを使用した全てのアプリは全ソースコードを公開しなければならなくなりすぐ真似されてしまう。

新しいSIの一番の抵抗勢力は私たち(今のSI)かもしれない

かなりぐっと来たプレゼンでした。SI全体のあり方としてアジャイルな考え方に移行していくという感じなのかな。

全体感想

会場の前の方のみ机があるのはなかなかいい考えだ。
会場の空気が冷めてる感じがする。おえらいさんの年齢層が多いからか?
客の9割が男。
牛尾さんとか有名人が客としてきていた。

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